外壁の主流「サイディング」

投稿者: | 2020年8月13日

現在、住まいの外壁は「サイディングボード」と呼ばれるパネル状の外壁材を設置し塗装する工法が主流となっています。工場で作られたサイディングボードを用いるため、職人の腕によってクオリティーにばらつきが出る心配が少なく、安定したクオリティーを提供できるのが最大の特徴です。また、設置するのにさほど手間がかからないため、コストを抑えることもできます。いろいろなサイディングの素材がありますが、圧倒的な人気を誇るのは窯業(ようぎょう)系サイディングと呼ばれるものです。これは、セメント、繊維質原料などから作られた板状の外壁材を用います。地震に強く、防耐火性にも優れているのが特徴です。この他に、サイディングには金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディング等があります。金属系サイディングは、ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスの銅板を外壁材として用いたものです。窯業系サイディングと比べてメンテナンスフリーの期間が長いのが特徴です。ただし、衝撃に弱く、傷ついたところが錆びると、塗り直しや張替えなどが必要になることもあります。木質系サイディングは、天然の木材に塗装をして仕上げた外壁材を用います。天然木ならではの温かみが特徴です。また、断熱性に優れています。しかし、水分に弱く、水が溜まった状態が続くと腐りやすいのが難点です。樹脂系サイディングは、主原料に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材です。劣化しにくく、塩害や凍害などにも比較的強いこと、そして、ボードとボードの継ぎ目「目地コーキング」の打ち替えをする必要がないなどのメリットがありますが、導入コストが窯業系サイディングと比べると高額なためか、今のところ、あまり普及していません。